2025.10.31
2025年10月6日(月)、能登復興を目指す実践者たちが集う「能登復興ローカルシフトアカデミー(能登LSA4期)」が、オンラインでのオリエンテーションをもって幕を開けました。全国各地から集まった22名の参加者は、これから始まる4ヶ月間の旅路への期待と少しの緊張感を胸に、画面越しに顔を合わせました。

講座は、能登町役場の木本さんによる、能登町の「今」を伝える町の紹介から始まりました。木本さんは、金沢市出身で、震災を機に自らの希望で能登町に派遣されることになったといいます。

能登町は、豊かな漁場である「里海」と、美しい棚田が広がる「里山」が共存する場所。自然の恵みとそれへの感謝を胸に暮らす人々の営みが、今もなお息づいています。この循環こそが能登の根源的な魅力であると語られました。一方で、町の年間予算をはるかに上回る被害額や、建物の解体が続く町の風景写真などリアルな側面も。甚大な被害に対し、能登町は「様々な主体が多様に関わりながら共につくる復興」を掲げています。木本さんは、「復興には、新しい関わり、新たなワクワクが必要です」と、このアカデミーが、参加者と町とが新しい関係を築くきっかけになることへの強い期待が示されました。
運営も参加者も、全員が「挑戦者」
アカデミーの企画責任者である稲田佑太朗は、自身のキャリアを振り返り、「『好き』という気持ちを原動力にすることで、思いがけないご縁や機会に恵まれる」と参加者にエールを送ります。このアカデミーは、講師から一方的に学ぶ場ではありません。運営メンバーも、参加者と一緒に伴走します。
受講生からの自己紹介を実施。受講生と聴講生22名一人ひとりの多様な背景と真摯な想いが語られます。慣れないオンラインでの発言に戸惑いながらも、勇気を出して言葉を紡ぐ姿に、チャット欄は温かいコメントで溢れかえりました。
さいごに
受講生から、「この4ヶ月後、『この時間を過ごしてよかった』と言い合える仲間を作っていきたい」という言葉があったように、スキルや知識だけでなく、想いを共有し、共に挑戦する仲間と出会うこと。その先にこそ、能登町の、そして参加者自身の未来を切り拓く力があるのだと感じさせられました。
熱気と優しさに満ちたオリエンテーションは、まさに全員が「挑戦者」としての一歩を踏み出した瞬間でした。これから始まる4ヶ月間の物語が、どのような感動を生み出すのか。期待に胸が膨らみます。