2025年度の募集を終了しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。
能登復興ローカルシフトアカデミー2025(以下、能登復興LSA)は、石川県能登町の未来を想い、復興まちづくりにおいて、何か行動したい人が一歩を踏み出すための実践型プログラムです。
想いをカタチにし、自分らしい関わり方で、同じ想いの仲間とともに新しい挑戦ができるプログラムです。
(このプログラムへの参加については、「4. 参加方法」に記載されています)
プログラム概要
日 程:2025年10月6日(月)〜2026年1月18日(日)
内 容:能登町の復興まちづくりに関わりたい人が、自分らしい関わり方を見つけ、行動できるようになるための座学とフィールドワークによる人材育成プログラムです。
参加費:無料(ただし、旅費交通費は自己負担)
定 員:20名
形 式:ハイブリッド(オンライン/対面)
主 催:石川県能登町
運 営:一般社団法人シラタマワーク
その他:集合場所(能登空港または能登町)への移動手段は各自で手配ください。また、航空券等のキャンセル料や変更費用は自己負担でお願いします。
過去開催の様子:こちらからアーカイブ記事を見ることができます
1. 対象者
このような方におすすめです!
- 能登町で復興に関わるアクションを起こしたいと思っている方
- 能登町に関わるプロジェクトを立ち上げたいと考えている方
- 地元を離れているけれど、何かしら能登に関わりたい方
- 自分が能登町に何ができるか模索中の方
こんな悩みがあっても大丈夫です!!
- 気持ちはあるが、何から始めてよいかわからない…
- 経験や専門性がなくても参加してよいか不安だ…
- 能登町に所縁がないが、参加してもよいのか….
*これまで全国各地の起業家育成を250名以上支援したメンターが伴走し、あなたの不安を解消します。
このプログラムで得られること
- 行動のきっかけ
「何かしたいけど、何から始めればいいか分からない」という方でもメンターのサポートのもと、安心して一歩踏み出せるプログラム設計です。
- 想いを共にする仲間との出会い
一人ではできないことも、共に語り合い励まし合う仲間がいればとても心強いです。誰しも最初は不安で心配ですが、大丈夫。ともに挑戦する仲間がここにはいます。
- 自分らしい関わり方に気づく
特別なスキルや立派な経験がなくても大丈夫。メンターによるコーチングで、あなた自身の「強み」や「価値」に気づき、自覚することができます。
- 能登町とつながる
地元の事業者や行政と直接対話することができます。地域の声を聴き、共に未来をつくる仲間として、あなた自身も関わることができます。
- プロジェクト創出や発表機会あり
アイディアをカタチにし、他の参加者や地域関係者に発表する場を設けています。いつかやってみたいことを実装できるチャンスがあります。
2. プログラム内容
5つのポイント
- 能登町に特化した復興実践型プログラム
- 現地の事業者・行政と連携したリアルなフィールドワーク
- 自分らしい関わり方を見つけるための個別メンタリング(任意)
- プロジェクトの伴走支援や発表機会の提供
- 初心者歓迎・専門知識不要・少人数制
想いが未来を創る
2024年1月1日に発生した能登半島地震、さらに2024年9月に発生した奥能登豪雨により、能登町をはじめ奥能登地域は甚大な被害を受けました。
家屋の倒壊、インフラの寸断、生活基盤の崩壊により、多くの住民が不安を抱えており、地域外への人口流出も深刻化しています。
2025年2月、本町は今後の復興まちづくりにおける基本的な方針と取組の方向性を示す「能登町復興計画」を策定しました。
まちの将来像を「次世代が希望を持てる持続可能なまち」として、町民や事業者等と行政(国、県、町)、さらには関係機関や関係人口等、様々な主体が多様に関わりながら「共に創る復興」を目指すとしました。
これを実現させるためには、復興の取組に携わる人を増やしていくことが求められており、このプログラムを作りました。
小さな行動が、きっと誰かの希望になる
ところが、実際に何かしたいという気持ちがあっても、「一歩を踏み出すのは難しい….」「自分にできることなんてあるのだろうか….」「地元じゃない自分が関わってもいいのかな….」などと思う方々も多いのではないでしょうか。
能登復興LSAは、「想いはあるけど、まだ自信がない、どうしたらよいかわからない」という人が、安心して一歩を踏み出せるように設計された学びとつながりの場です。
プログラムでは、能登との自分らしい関わり方を見つけるための講座を準備しています。
自分に何ができるかまだ見えていない方でも何ができるかが明確になります。
東日本大震災の復興に関わったゲスト講師の話を聞き対話していくことや、現地フィールドワークを通じて、新しい視点を得ることで、復興まちづくりに必要な「フロンティア精神」が醸成されます。
このプログラムを通して、「支援する側」ではなく「復興を共につくる側」となる『能登との関わり方』を探しませんか?
仲間と出会い、想いを語り合い、能登の人たちと復興まちづくりを構想する。
そこには正解も、立派な資格も必要ありません。必要なのは、あなたの気持ちと、ほんの少しの勇気だけです。
あなたの小さなアクションが、能登の希望になります。
自分に何ができるのか分からなくても大丈夫。
一歩を踏み出せば、あなただからこそできる道が見えてきます。
私たちは、あなたのその一歩を全力で応援します。
3. プログラム詳細
講座日程
▼各講座日程と内容(詳細をみる)
①オリエンテーション(オンライン)
日 時:2025年10月6日(月)19:30~21:30
講 師:稲田佑太朗(一般社団法人シラタマワーク 代表理事)
内 容:オリエンテーション、チームづくり
②オンライン講座
日 時:2025年10月27日(月)19:30~21:30
講 師:岩佐大輝(株式会社GRA 代表取締役CEO)
内 容:1%のチャンスをものにするゼロからの戦略
③オンライン講座
日 時:2025年11月11日(火)19:30~21:30
講 師:畑愛美(Hitsuji port代表 / 民泊宿「&線」オーナー)
内 容:移住して地域で事業を立ち上げる方法
④フィールドワーク(能登町)
日 時:2025年11月29ー30日(土日)10:30~翌15:00
講 師:堀口正裕(TURNSプロデューサー、株式会社第一プログレス代表取締役社長)
内 容:地域を編集し発信する方法
集合/解散:能登空港
⑤オンライン講座
日 時:2025年12月16日(火)19:30~21:30
講 師:稲田佑太朗(一般社団法人シラタマワーク 代表理事)
内 容:アイディアをプロジェクト化する方法
⑥最終発表(能登町)
日 時:2026年1月18日(日)10:00~14:00(前夜祭あり)
ゲスト:島田由香(株式会社YeeY 共同創業者/代表取締役)、岩佐大輝(株式会社GRA 代表取締役CEO)
内 容:自分のプロジェクトを発表する
会 場:能登町役場
オンライン講座で地域ビジネスを学ぶ
大学生から社会人まで参加
町内の事業者から直接学ぶ
五感を刺激する
参加者同士の親睦を深める
最終発表でアクションを発表
ゲスト講師一覧(敬称略)
▼講師プロフィール(詳細をみる)
- 岩佐大輝(株式会社GRA 代表取締役CEO)
1977年、宮城県山元町生まれ。日本および海外で複数の法人のトップを務める起業家。2002年、大学在学中にITコンサルティングサービスを主業とするズノウを起業。2011年の東日本大震災後は、壊滅的な被害を受けた故郷山元町の復興を目的にGRAを設立。先端施設園芸を軸とした「東北の再創造」をライフワークとするようになる。農業ビジネスに構造変革を起こし、ひと粒1000円の「ミガキイチゴ」を生み出す。 著書に『99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る』(ダイヤモンド社)、『甘酸っぱい経営』(ブックウォーカー)、『絶対にギブアップしたくない人のための成功する農業』(朝日新聞出版)がある。人生のテーマは「旅するように暮らそう」。趣味はサーフィンとキックボクシング。
- 島田由香(株式会社YeeY 共同創業者/代表取締役、一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会 代表理事、武蔵野大学ウェルビーイング学部ウェルビーイング学科 教授)
慶應義塾大学卒業後、パソナを経て、米国コロンビア大学大学院にて組織心理学修士号取得。日本GEにて人事マネジャーを経験し、2008年ユニリーバ・ジャパン入社。2014年より取締役人事総務本部長に就任。人のモチベーションに着目し「WAA」など独自の人事施策を多数実行、同社はForbes WOMEN AWARDを3年連続受賞した。2017年に株式会社YeeYを共同創業し代表取締役に就任。マーティン・セリグマン博士やエド・ディーナー博士、タル・ベン・シャハー博士などウェルビーイング研究の世界的権威を招聘したカンファレスを行うなど、日本企業や社会のウェルビーイングリテラシー向上に貢献。企業の経営支援や人事コンサルティング、組織文化の構築支援などを通じて、日本企業のウェルビーイング経営実現に取り組んでいる。自身も1年の半分以上をワーケーション先で過ごすなど地域活性に情熱を燃やし、地方自治体の組織コンサルティングやワーケーションなどのコンテンツ開発支援、地域住民のウェルビーイングを高める仕組みづくりを行う。また、内閣官房 行政改革推進会議有識者議員をはじめ、内閣府、総務省、林野庁、観光庁、その他 地方自治体などにも有識者として招聘される。日本の人事部「HRアワード2016」企業人事部門 個人の部 最優秀賞。「国際女性デー|HAPPY WOMAN AWARD 2019 for SDGs」受賞。アステリア株式会社CWO(Chief Well-being Officer)、一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会 代表理事、Team WAA! 主宰、Japan Positive Psychology Institute 代表、一般社団法人dialogue 代表理事、合同会社NOTONO 代表。
- 堀口正裕(TURNSプロデューサー、(株)第一プログレス代表取締役社長)
総務省地域力創造アドバイザー、国土交通省「地域づくり表彰」審査会委員、二地域居住等の推進に関する懇談会委員を務める他、地域活性事例に関する講演、TV・ラジオ出演多数。東日本大震災後、これからの地域との繋がり方と自分らしい暮らし方・働き方の選択肢を多くの若者に提案したいとの想いから、2012年6月「TURNS」を企画・創刊。「TURNSのがっこう」「TURNS LOCAL COLLEGE」等、地域と都市を繋ぐ各種企画を展開。地域で働く、暮らす、関わり続ける為のヒントを発信している。TOKYO FM『Skyrocket Company』 内「スカロケ移住推進部」ゲストコメンテーター。
- 畑愛美(Hitsuji port代表 / 民泊宿「&線」オーナー)
埼玉県出身/能登町宇出津地区在住。ゲストハウスをいつかどこかでやりたいと夢見て全国を巡っていたところ能登LSAに出会い、2022年に2期生として参加する。ゲストハウスとまちづくり構想を最終発表でプレゼンしたところ賞を獲得し、実現のために2023年6月能登町に移住する。暮らしていくなかで出会った人との縁で2024年11月に宿にする家に移り住む。現在は宿泊施設がない課題の一助として完成していない状態ながら民泊を始め、暮らしながら改装し、「小さな能登を綴る」ゲストハウス化を目指す。
- 稲田佑太朗(一般社団法人シラタマワーク 代表理事、GALLUP認定ストレングスコーチ)
1988年3月宮崎県延岡市生まれ。誰もが強みを活かして活躍できる地域社会の実現を目指し、これまで全国で250名以上の地域起業家の育成に携わる。29歳まで臨床検査技師だったが、一念発起して人材育成の道へ。2018年から2年間、地域商社こゆ財団で人材育成事業を担当。その後、一般社団法人を設立し、2022年にGALLUP認定ストレングスコーチを取得。現在は、宮崎オープンシティ推進協議会でも活動をしている。そのほか、宮崎県キャリア教育コーディネーターやTEDxShintomiオーガナイザー、宮崎大学の特別助教の経験あり。
岩佐大輝
株式会社GRA 代表取締役CEO
堀口正裕
TURNSプロデューサー
島田由香
(株)YeeY 共同創業者/代表取締役
畑愛美
民泊宿「&線」オーナー
稲田佑太朗
一般社団法人シラタマワーク 代表理事
魅力ある能登町
サポートメンバー
黒木麻莉恵
一般社団法人シラタマワーク
助川富美恵(能登LSA2期生)
4. 参加方法
- 募集期間
第一回募集:2025年8月1日(金)から8月24日(日)23:59まで
第二回募集:2025年9月1日(月)から9月15日(月)23:59まで
*第一回募集と第二回募集のどちらも申込みは可能です。
*第一回募集合格者限定特典:自分の思考を言語化(整理)するオンラインコーチング60分間(無料)
- 結果の通知
第一回募集結果:8月27日(水)17:00以降に、登録したメールアドレス宛に連絡
第二回募集結果:9月19日(金)17:00以降に、登録したメールアドレス宛に連絡
*定員を超える申込があった場合は、すべての講座日程に参加可能な方を優先的に選考します。
*結果の合否に関わらずご連絡いたしますので、ご確認をお願いいたします。
- slackに参加
合格者のみ登録いただいたメールアドレス宛に指定のURLを送付します。このURLから、プログラム専用の「slack」にご入室ください。以後、事務連絡等はslackで実施します。オンライン講座のURLなどもココで投稿されます。
参加申込み
2025年度の募集を終了しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。
事前説明会
事前に説明を受けて参加を検討したい方は、開講記念イベント(説明会あり)もあります。ぜひ、ご予定を確認してご参加ください。画像をクリックすると詳細を確認できるページに移動します。
① 能登を熱く語る夜@東京
② ワクワクする能登を共につくる@金沢
③ 支援を超えた「あなたの能登」が今はじまる@オンライン
5. 最後に
”自分に何ができるかわからない…..だけど何かアクションを起こしたい!!”
その気持ちがあれば、十分です。
参加するにあたり、特別な経験やスキルは必要ありません。
講師や仲間と共に、あなたらしい関わり方を見つける一歩を、私たちが全力で応援します。
あなたの小さな勇気が、能登の未来の大きな希望に変わります。
まずはその想いを、私たちに聞かせてください。
能登の未来を「支援する」のではなく「ともにつくる」側になりましょう。
あなたの人生がさらにワクワクで満たされますように。
能登復興ローカルシフトアカデミー 主宰 稲田佑太朗
参考
石川県能登町とは
能登半島の北部に位置する能登町は、2005年に3つの町村が合併して誕生しました。世界農業遺産(2011年)に認定された日本の原風景と言われる豊かな自然と暮らしがあり、農林水産業が盛んな人口約14,000人の小さな町です。2024年1月1日に発生した能登半島地震と、2024年9月に発生した奥能登豪雨により、家屋の倒壊や土砂災害、津波、地盤沈下など面的に甚大な被害を受けました。現在、町一丸となって、「次世代が希望を持もてる持続可能なまち」の実現に向けて、懸命な復旧・復興事業に取り組んでいます。
一般社団法人シラタマワークとは
宮崎県新富町を拠点に「誰もが自分の強みを活かして活躍できる社会」の実現を目指しています。主な事業は、移住・関係人口の創出、地域で活躍する人材の育成、そして個人の強みを基にした組織づくり支援の3つです。全国の地域をフィールドに、起業家精神を持つ人材を育む「ローカルシフトアカデミー」や、宮崎県のビジネス人材育成事業「ひなたMBA」などを企画・運営しています。「シラタマ」は、万葉集で「真珠」を意味する言葉に由来し、一人ひとりが持つ「強み」という価値を社会に還元したいという想いを込めています。
能登復興ローカルシフトアカデミーとは
能登ローカルシフトアカデミー(通称:能登LSA)を前身として、リニューアルしたものです。能登復興をキーワードに、自分の想いをカタチにできる人材育成プログラムです。オンラインと現地フィールドワークを組み合わせた実践型カリキュラムにより、全国どこからでも参加が可能でありながら、地域と深く関わることができます。
【能登LSAの実績】
前身の能登LSA(主催:能登町、運営:一般社団法人シラタマワーク)は、大学生から社会人までを対象に、2021年度〜2023年度に開講。地域で「自分の強みを地域で活かす術を身につける」ことを掲げ、若者の地方挑戦を後押しする起業家精神育成プログラムで、関係人口の創出と移住促進を目指しました。60名以上が受講し、地域ビジネスを基礎から学び、自らのアイデアをもとにチャレンジし行動に移すマインドを養いました。受講生のうち4名が移住。移住以外にも、定期的に能登町との関わりを創出する修了生を多数輩出しました。